2020年11月の例会(オンライン)報告
日時 2020年11月28日(土)14:30~17:45  会場 Zoom上にて

1
気体分子運動における重力の効果 勝田 仁之
2
バーニア センサーカートの紹介 中島 航己
3
実験映像で学ぶ 増子 寛
4
図書紹介「コロナ世を生き抜く技とは?-サイエンスの立場からー」 増子 寛
5
運動している台車からの落下 石井 登志夫
6
80℃の水温を保つ実験 石井 登志夫
7
ビー玉スターリングエンジン100回以上 喜多 誠
8
回路カード 高校現場での実践 〜次期指導要領との関連も〜 大多和 光一
9
ポテンショメータによる電池の内部抵抗の測定 湯口 秀敏
10
素朴概念を覆す発問・演示実験・生徒実験 清水 裕介


今回は42人が参加。初参加の人も数名いた。これを機に会員になってもらえるとありがたい。


 
勝田さん 生徒からの質問を受けて計算してみたら意外な結果が出たという発表。重力の影響を考えると、質量の大きな分子ほど上に偏ることになる。完全な熱平衡状態のイメージは難しい。

 
中島さん ナリカの商品開発に携わっており、APEJ初参加。バーニア社のセンサーカートを紹介。
運動量保存実験の実演をしてくれた。センサーやロガーの活用は授業展開に幅を持たせてくれる。

 
増子さん データをもとにして物理を学べるような実験映像を載せたパワーポイント集を作っている。年内に50本ほど完成させる予定。しかしスマートカートを体重計ロガーとして使うとは贅沢な。

 
増子さん コロナの感染状況に数理モデルで説明。あとがきから読む方がわかりやすい本らしい。


石井さん ガリレオの実験「進行する船のマストの上から玉を落とすとどうなるか」で、玉の落ちる位置ではなく、見る立場による軌道の違いを生徒に聞いた。動画を取り込んでグラフにしている。

 
石井さん 500gの水を300Wのヒーターで加熱し、電流電圧を測定する。80℃で水温をキープするために必要な消費電力を求めさせる。求めた電圧で、生徒の目の前で確認実験ができるのも大きい。

 
喜多さん 200回は超えることができるビー玉スターリングエンジンの製作と、手動式スターリングエンジンの教材。手動で動かせるので段階ごとの説明が理解しやすい。

 
大多和さん ケニスで製品化された回路カードに、自作の素子を追加して定量実験をできるように工夫した。慣れると回路の実験が手軽に行える。生徒が思考に(試行に)時間をかけられるようにしたい。


 
湯口さん 回転角に応じて変えることができる可変抵抗(もしくは分圧した電圧を出力する)素子をポテンショメーターという。微調整がスムーズにできるので、電池の内部抵抗の実験が精度良く行える。


清水さん 授業で反応の良かった質問を紹介してくれた。生徒への質問は前後の文脈や授業の展開で大きく効果が変わる。生徒がどこに着目しどう考えたのか、に意識を向けて授業を再考したい。