物理教育国際会議2006  (注意:過去のページのためリンク切れ等あります)

「物理教育通信」126号に物理教育国際会議の報告が載っています。


・物理教育国際会議は無事終了しました。(2006/09/02)
参加された皆様,、お疲れ様でした。きっとたくさんの収穫があったことと思います。その記憶が薄れないうちに、記録に残しておきましょう。ただ今本研究会では、物理教育通信への原稿を募集しております。本格的な報告から印象記、エピソードまで何でも結構です。ページ数も問いません。是非投稿してください。原稿の締切は9月30日とします。
なお、写真があると会議の雰囲気がわかります。原稿とは関係なくてもかまいませんので、撮られた方はお送り下さい。


タイムスケジュールがほぼ確定しました。(2006/07/31)

ICPE2006(TOKYO) Time Table

8月13日(日) 8月14日(月) 8月15日(火) 8月16日(水) 8月17日(木) 8月18日(金)
8:30
開場 開場 開場 開場 開場
9:00 9:00-9:30 開会行事 9:00-9:50
全体講演 III
PL3:H.Kawakatsu
9:00-9:50
全体講演 YPL6:V. Talisayon
9:00-10:50
ワークショップIII
WIII-417 WIII-401
WIII-402 WIII-403
WIII-405 WIII-304
10:00-12:00
青少年のためのサイエンスショー
9:30-9:40
お知らせ
9:40-10:30
全体講演I
PL1:E.F.Redish
9:50-10:40
全体講演W
PL4:D.J. Grayson 
9:50-10:40
全体講演Z
PL7:P. W. Laws
10:00
10:30-10:50 休憩
10:50-11:40
全体講演II
PL2 :X-K. Luo
10:40-11:10 休憩 10:40-11:00 休憩 10:50-11:10 休憩
11:00 11:10-12:00
全体講演 X
PL5:E. Swinbank
11:00-12:00
口頭発表 III
OIII--417 OIII-401
OIII--402 OIII-403
OIII--405 OIII-304
11:10-12:00
全体講演 [
PL8:J.Ogborn
12:00
11:40-13:00 昼食
12:00-14:00 昼食
12:00-13:30 昼食
12:00 -12:30
閉会式 

13:00 13:00-14:00
特別講演SL1:
A.Tonomura
12:30-13:30 昼食
13:30-17:30
エクスカーション 

14:00 14:00-14:20 休憩 14:00-15:30
ワークショップ I
WI-417 WI-401
WI-402 WI-403
WI-405 WI-304

14:20-15:50
口頭発表 I
OI-417 OI-401
OI-402 OI-403
OI-405 OI-304
15:00
15:30-21:00
受付

15:50-16:10 休憩 15:30-16:00 休憩
16:00 16:10-17:40
口頭発表 II
 OII-417 OII-401
 OII-402 OII-403
 OII-405 OII-304 
16:00-17:30
ワークショップ II
WII-417 WII-401
WII-402 WII-403
WII-405 WII-304
17:00
17:40-19:10 
夕食
17:30-19:00 
夕食

18:00 18:00-20:00レセプション
19:00 19:10-21:00
ポスター発表PS-309 PS-401
PS-402
19:00-21:00
デモンストレーション
19:00-21:00
バンケット
20:00
21:00

実行委員長からのメッセージが届きました。(2006/07/26)
以下の文章は,参加者全員に送らた村田隆紀実行委員長からのメッセージです。原文は英語です。(翻訳:岸澤真一)


ICPE2006に参加の皆様へ

国際会議実行委員会は,参加申込みをされた方がすでに300人を超えたという嬉しい情報を皆様にお知らせします。まだ登録をされていない方は,どうぞ返信メールで参加のご意向をお伝え下さい。

以下に旅行と発表に関するいくつかの情報を示します。詳細はこの会議のウェブサイトに掲載される予定です。https://www.komed.c.u-tokyo.ac.jp/ICPE2006/

宿舎へのアクセス:もし,成田から直接オリンピックセンターにいらっしゃるのなら,成田からリムジンバスで新宿ホテルエリアに行き(片道3000円。詳細は以下のホームページ参照https://www.limousinebus.co.jp/e/index_route.html),そこからはタクシーを使って下さい。運転手に直接目的の建物まで行くようにご指示下さい。(8月13日は国際交流棟,14日から15日はセンター棟です。)https://nyc.niye.go.jp/e/02informations/cont03.htmlをご覧下さい。
成田空港から直接来られる場合のタクシー代はおよそ2万円です。

会場での会議受付およびレジストレーションパッケージの受け取り:8月13日の受付は国際交流棟です。午後3時から受付開始です。

宿泊のチェックイン:オリンピックセンターに宿泊を予約している方は,会議の受付デスクでチェックインして下さい。ほかの場所に宿泊される方はそれぞれのホテルでチェックインして下さい。

ポスター発表:ポスターは幅80p,高さ120pの範囲内で掲示して下さい。それぞれのパネルの前には幅90p,奥行き45pの机が設置してあり,使用することができます。
 一般のポスターパネルの場所では電源は使えません。ポスター発表者のために,バッテリー充電用のコーナーがあります。(日本のコンセントはタイプAで100Vです。)また,電源が必要なデモンストレーションのために,いくつかの限られた場所で電源が使えるようになっています。打ち合わせが必要な方は,至急新田英雄先生nitta@u-gakugei.ac.jpと連絡を取って下さい。
 
口頭発表:招待講演(Invited Talk)の講演時間は25分で質疑応答が5分です。一般の口頭発表は講演が10分で質疑応答が5分です。
 ウィンドウ上で動くマイクロソフト社のパワーポイント(PPT)用のプロジェクターおよびオーバーヘッドプロジェクターが利用可能です。発表者はプレゼンテーション用のファイルをUSBメモリかCDに入れてお持ち下さい。またバックアップ用にPDFに変換したPPTファイルおよび/またはOHPシートもご用意下さい。発表者は自分のコンピュータを使うこともできますが,日本のコンセントはタイプAの100Vであることに注意して下さい。
 発表者は必ず一日以上前に,受け付けデスク(8月13日),またはセンター棟306号室の本部で発表用プレゼンテーション用ファイルのチェックをして下さい。

では皆様と東京でお会いできることを楽しみにしております。

村田隆紀
国際会議実行委員長


・Invited Talks が決定しました。(2006/06/11)
Invited Talks とは,口頭発表の枠内で行われる招待講演で,25分の発表と5分の質疑応答・議論が予定されています。

L. Adair アメリカ 明日の物理教師になるのは今日の小学校の児童である
H. Ferdinand ベルギー

STEPSおよび Tuningはヨーロッパにおける物理の学習に貢献する(注 ヨーロッパ物理教育ネットワーク(EUPEN)の最近の活動についての講演です)

Janchai Y. タイ タイにおける科学の普及活動
L. Jossem アメリカ 過去の活用: 物理教育のこの20年間の回顧
I. Lawrence イギリス  11-14歳向け物理教育の支援教材イニシアチブの紹介
Y. Ogura 日本 日本の中等学校における「すべての人のための物理」の現状
S. Pak 韓国 物理のスローラーナー(学習が遅い生徒)を無視することの報いについて
V. Talisayon フィリピン 物理教師教育プログラム: 展望、世界的な懸念、地域的なイニシアチブ
D. Zollman アメリカ 医学的な画像技術への物理の応用を学ぶ際の学生たちの学習転移について
P. Jolly インド オープンエンドの実験と課題研究:革新的な実験プログラムへのアプローチ
H. J. Schlichting ドイツ

埃のある表面上の色づいたリング:日常生活の世界における自然現象について



・アブストラクトの登録件数が250を超えました
(2006/06/01)


・6月16日以降から参加登録費が上がります(2006/05/14)
参加登録費は6月15日(木)までが28,000円,6月16日(金)以降が33,000円です。参加を予定されている方はなるべく早く登録してください。


プログラム案(2006/04/23)(2006/05/14改訂)
まだ、案の段階ですが,だいぶ固まってきました。

13(Sun) 14(Mon) 15(Tue) 16(Wed) 17(Thu) 18(Fri)
8:30  
開会式        
9:00 特別講演
外村彰
全体講演3
川勝博
全体講演6
Euler
ワークショップ3 青少年のためのサイエンスショー
10:00 全体講演1
Redish
全体講演4
Grayson
全体講演7
Laws
10:50 休憩 休憩 休憩 休憩
11:10 全体講演2
Luo
全体講演5
Swinbank
口頭発表3および教師のためのセッション 全体講演8
Ogborn
12:00 昼食 昼食 昼食 昼食
14:00 口頭発表1 ワークショップ1 エクスカーション
(小旅行)
  
まとめ
閉会式
15:30 受付 休憩 休憩
16:00 口頭発表2 ワークショップ2
17:30 夕食 夕食
19:00

21:00
レセプション ポスターセッション デモンストレーション実験 バンケット

特別講演
 外村 彰 (日立製作所 フェロー)
  
「電子波が明かすミクロの世界−ファラディー金曜講演の再演」
全体講演
 1. Edward F. Redish (University of Maryland 米国)
  「大学物理教育研究の最近の動向」
 2. Luo Xingkai (広西師範大学 中国)
  「中国の新しいカリキュラムにおける探究を基礎とする科学を教えるための、研究に基づく教員支援」
 3. 川勝博(香川大学 日本)
  「すべての人のための物理とは? どのようにして! なぜ?」
 4. Diane Grayson (University of South Africa 南アフリカ)
  「発展途上国における現職教員教育」
 5. Elizabeth Swinbank(University of York 英国)
  「すべての人のための物理−Context(文脈,背景)の基づくカリキュラム(仮題)」
 6. Priscilla Laws (Dickinson College 米国)
  「IT を利用した物理のアクティヴ・ラーニング」
 7. Manfred Euler(IPN University of Kiel ドイツ)
  「物理教育:学校および学校外での学習へのチャレンジ」
 8.Jon Ogborn (University of London 英国)
  「これからの物理教育」
招待ポスター
 Leonard Jossem(USA)
  「物理教育および物理教育研究に関するCD」
ワークショップ
 @物理カリキュラムの開発
  ワークショップ1、2

   シンポジウム「すべての人のための物理について考える」
   パネリスト:Alarcon(UNESCO),Pietrocola(Brazil),Hyodo(Japan),Swinbank(UK),Luo(China)
   ファシリティター:Lawrence(UK)
  ワークショップ3(パラレル) 
   Ogborn:「新しい世代の要求に合致した物理カリキュラムの開発-アドバンシング物理」
   Luo,Takikawa,Lawrence:「発問によるプロセスを理科カリキュラムに取り入れること、およびそれに適した評価システムをつくりあげること」
   Iwasaki:「初等中等教育における一貫した理科カリキュラムの開発」
 A物理授業の展開および教材開発
  ワークショップ1(パラレル)
   Skoloff:インタラクテティブな演示実験による学習
   Aoki,Ishii,Ametller:中等教育におけるインタラクティブな授業
   George:物理教育におけるレーザーとホログラフィー
   Ukon,Inoue,Wang,Zhang:効果的な物理実験(Effective Hands-on Experiment) T
  ワークショップ2
(パラレル)
   Redish:Physics Suite を使った物理教育
   Tsukamoto:物理における仮説実験授業
   Ukon,Inoue,Wang,Zhang:効果的な物理実験(Effective Hands-on Experiment) U
  ワークショップ3(パラレル)
  
 Ying,Kohn:大学における基礎物理教育の新しい潮流
   Culaba,Maquiling,Dissanayake:光学と光工学の能動的な学習
 B教員養成教育と現職教員への支援および科学の普及活動
  ワークショップ1
 教員養成教育
   Grayson(South Africa),Yoo(Korea),Hirvonen(Finland),Asikainen(Finland)
  ワークショップ2 現職教員への支援
   Ametller(UK),Yoo(Korea),Hirvonen(Finland),Asikainen(Finland)
  ワークショップ3 科学の普及活動
   Yingprayoon(Thailand)
教師のためのセッション
    M. Pietrocola and J. Ryu
デモンストレーション
  Stray Cats,Lady Cats 他


・UNESCOのAlarconさんが参加表明(2006/05/05)
以下,笠耐先生からのメールです。
UNESCOのAlarconさんからUNESCO Newsが送られてきました。彼女はスケジュールが過 密ですが、15日のシンポジウムの内容がUNESCOで取り組んでいることと関連しているからということで、14日ー17日参加してくださいます。彼女がこのニュースを送った 送り先のアドレスには、Jossem, Jolly, Tlisayon, Culaba, Maquiling, Lakshman Dissanayake, Pietrocola, Laws等、ICPE国際会議で活躍して下さる方が多く含まれています。だんだん国際会議らしくなってきました。多くの方に、是非、参加を呼びかけてください。 笠 耐


・参加登録および発表者のアブストラクト投稿方法について(2006/05/05)(2006/06/01修正)
 参加および宿泊登録は、物理教育国際会議2006ホームページからできます。まずRegistration and Accomodationを開き,つぎにそのページからリンクされているthe information page for registrationを読んで、そのページの一番下にあるApplication Formのボタンを押して,氏名,所属,宿泊場所等を記入し,支払い方法を選択すれば完了です。FAXで登録する場合には,登録用紙をJTBに請求してください。(請求先はFor Japanese ParticipantsのPDFファイル中にあります。)

 口頭発表やポスター発表のアブストラクト形式および提出先は,覧具先生(東京農工大)がていねいな説明を書いてくださいましたので,許可を得てここに転載します。

以下に投稿用フォーマットと投稿先が記述されています。
https://www.komed.c.u-tokyo.ac.jp/ICPE2006/
そのページの左側にあらわれる目次のなかのabstract formsをチェックすると一般(contributed)用・招待(invited)用それぞれについてWordおよびpdfファイルのdownloadのリストが表れるので一般用のwordファイルをお使いいただくのが良いと思います。
送付先はdownloadされる見本付きファイルの中にも記載されていますが,下記です。
absICPE2006@komed.c.u-tokyo.ac.jp
ご投稿よろしく御願いします。


・教師のためのセッションについて(2006/04/30)
ICPE委員のProf.Pietrocolaからの提案に基づき、笠潤平さんが中心になって中高物理教師のためのセッションを立ち上げています。Prof.Pietrocolaによる提案の概要は以下の通りです。

 それぞれの国で、実験器具を使った活動や学習活動などの革新的な物理教育を実践している物理教師に発表内容のアブストラクトを提出してもらいます。この原稿提出期限は他の原稿の期限よりも少し遅らせるべきでしょう(たとえば5月30日)。ポスターセッションの発表用原稿の中からいくつかを選び,該当する教員に対して,ユネスコやICPE,各国の物理学会より財政的な援助を得られるような要請文書を作成します。もし、各大陸の教員から原稿を得られるなら,この会議はすばらしいものになるでしょう。

この提案を受けて、教師セッションのアブストラクトの提出期限を5月30日に決定しました。現在、笠潤平さんからICPE委員に対し、各国の物理教師の参加を呼びかけています。皆さんも積極的に参加しましょう。

ICPE Newsletterに国際会議の記事が掲載されました
10ページに掲載されています。内容はホームページの抜粋ですが、中高の物理教師の参加が強調されています。


・FAXによる参加登録が可能になりました。(2006/04/27)
詳しくは国際会議ホームページの For Japanese Participants をご覧下さい。


・発表者募集中(2006/04/16)
残念ながら日本からの発表がまだあまり集まっていません。アブストラクトの提出期限が5月20日に延期されました。