2002年8月 夏期研究大会報告
今年のAPEJ夏期研究大会は,8月24(土),25日(日)の2日間,北海道大学理学研究科物理学教室と札幌開成高校で開催されました。大会の詳細な記録は,会誌「物理教育通信」No.110に掲載されました。

夏期研究大会の概要
期日    8月24日(土),25日(日)
会場    北海道大学/札幌開成高校
テーマ   新しい教育の課題
参加人数  41名

プログラム

24日(土)  北海道大学低温科学研究所見学
研究発表
(原著講演)
鈴木 亨 教師のミスコンセプション ーいくつかの事例からー
平山 修 大学一年次前期の力学の正面突破作戦とその結果
増子 寛 力学の授業から
小沢 啓 抵抗を電位分割器として見る授業展開
井上 賢 大学入試と新課程の課題あれこれ
山田 大隆 放射線計測と環境教育(Eスクェアプロジェクトと北海道中)
笠 耐 アドバンシング物理(コースワークと評価)
徳永 恵里子 横浜物理サークルアドバンシング物理研究会活動報告
ポスター
講演
喜多 誠 アドバンシング物理の実験の紹介
湯口 秀敏 よせなべサークルの実験から
井上 健 演示実験・生徒実験のちょっとした工夫
石川 昌司 サウンドシャワーの制作
横関 直幸 失敗から広がる物理実験ー電気編ー
菅原 陽 携帯電話を使っての電波学習
吉澤 純夫 音波シミュレーションの紹介
石崎 喜治 移動する斜面を利用した力学実験
懇親会
25日(日) 研究発表
(原著講演)
鶴岡 森昭 戦後の教育課程の変遷と理科のあり方
細川 敏幸 e-Learningの大学への導入
特別報告 永田 敏夫
北海道科学の祭典10周年を顧みて
特別講演 北海道大名誉教授
北村 正直
なぜ科学教育は必要か? ー反理性・反科学の時代ー
ワークショップ アドバンシング物理
グループ討論
総合討論