2006年3月の研究会報告
日時 2006年3月4日(土)15:30~18:40  会場 麻布学園高校

1 エネルギーとは何か 田村三郎
2 糸電話 吉澤純夫
3 いろいろなm/s2の読み方  Google planimeterの紹介 喜多誠
4 講演会「物理オリンピックと物理チャレンジ」 並木雅俊(日本物理学会)
5 偏光器を作ってみよう 石川和枝
6 凝結熱について 高橋信夫
7 物理学習における誤概念発生の起源と構造 鈴木亨
8 ICPE国際会議準備状況報告 増子寛
湯口秀敏
9 デモンストレーション「衝突」 山田達之輔
10 生徒はどのように物理を受け入れていったのかⅡ 岸澤真一
11 本の紹介 福島肇
12 音を消す光 上田悦理


  
吉澤さん  糸電話の糸を伝わる音波の研究です。テレビの取材をきっかけに研究が始まったそうです。


喜多さん   初学者が悩む加速度の単位m/s2の表記方法についての考察です。


同じく喜多さんによる、衛星写真から簡単に面積が求められるGoole planimeterの紹介です。


並木雅俊氏による講演で、日本物理学会による物理チャレンジや物理オリンピック、Jrセッションなどの中高校生向けの取り組みについてお話しをして頂きました。



石川さんによる偏光のお話し。これはスライドガラスを使った偏光器です。



高橋さん  タオルに息を吹きかけて放射温度計で測定すると、体温よりも高い40℃以上を示すそうです。これは凝結熱のせいではないかという問題提起です。


鈴木さん 物理における誤概念発生の起源は、因果関係による納得にあるのではないかという説を提唱しました。

 
増子さん、湯口さんによるICPE国際会議の準備状況の報告です。

 
山田さん 渦電流と衝突のデモンストレーションです。