2007年3月の研究会報告
日時 2007年3月3日(土)15:30~18:40   会場 麻布中・高校

1 浮力に関する小学校5年生の授業 -考える科学(CASE)の利用- 笠耐
2 フィンランドの教育 福島肇
3 透過波と反射波の位相 鈴木亨
4 光と目の授業 石井登志夫
5 探究活動報告 湯口秀敏
6 ドップラー効果(別解) 石崎喜治
7 ダックスボイス 吉澤純夫
8 LEDストロボ  様々な楽器の紹介 北村俊樹


  
笠さん
小学生向けの浮力の授業の実践報告です。
この授業で使われた教材はイギリスのCASE(the Congnitive Acceleration through Science EDucation)で開発されたものです。詳しくは「物理教育通信127号」(2007年2月)をご覧下さい。


福島さん
フィンランドの教育の紹介です。


鈴木さん
昨年の国際物理オリンピックで出題された、中性子干渉計に関する話題です。中性子がビームスプリッタにあたったとき、通過する波と反射する波の位相差がπであるとすると、この問題がよく分からなくなってしまいます。一般にハーフミラーを透過する波と反射する波の位相差はπではなくて、π/2だそうです。

 
石井さん  
高校生物の授業で実施した、光と目の授業の報告です。右の写真は、その授業で使用した、3色のLEDを使った光源による色の実験の様子です。


湯口さん
県立大宮高校実施した探究活動の報告です。

 
石崎さん
音源が移動する場合、観測車が移動する場合、音源と観測者が同一直線上にない場合、など様々な状況におけるドップラー効果を、観測者が聞く音の周期を考えることによって、統一的に説明しようとする試みです。


吉澤さん
ヘリウムと酸素の混合気体を吸い込んだ時のダックスボイスの謎にせまります。ダックスボイスでも、基本音の高さは変化せず、倍音成分の割合のみが変化するとのことです。


北村さん
LEDを使ったマルチストロボの紹介です。

   

 
同じく北村さん
様々な楽器の紹介です。