2004年8月 夏期研究大会報告
今年のAPEJ夏期研究大会は,8月17(火),18日(水)の2日間,工学院大学新宿校舎で開催されました。大会の詳細な記録は,会誌「物理教育通信」No.118に掲載されました。
夏期研究大会の概要(案内ページ1・案内ページ2)
期日 8月17(火),18日(水)
会場 工学院大学新宿校舎28階第一会議室
テーマ 「生徒の興味をどのように科学に向けさせるか」
プログラム
17日(火) | 研究発表 | 宮崎 幸一 徳永 恵里子 右近 修治 |
横浜アドバンシング物理研究会報告 |
山崎 敏昭 笠 潤平 谷口 和成 |
京都アドバンシング物理研究会報告 | ||
高木 雅信 | 理科基礎・天動説と地動説 | ||
ポスター 紹介 | 笠 耐 | 幼稚園の先生への「考える科学」の実践報告 | |
影森 徹 | 物理オリンピックを視察して | ||
講演 | 工学院大学学長 三浦 宏文 |
ロボット研究の楽しさ | |
工作教室 | 注射器を用いた真空ポンプ,ゴムピタ君 | ||
懇親会 | |||
18日(水) | 研究発表 |
滝川 洋二 | 新しい理科カリキュラム |
増子 寛 | 中教審提言に関して | ||
北原 和夫 | 理科離れ問題に対する日本学術会議の取り組み | ||
湯口 秀敏 | 理科総合Aの実践 | ||
小野 啓一 | 身近な材料を使った光の実験 | ||
講演 | ウバーリ・シャンドール | ハンガリーの科学教育 | |
トス・エステル | 中高生にどのように現代物理を教えるか | ||
グループ討論 | 分科会Ⅰ | これからのカリキュラム | |
分科会Ⅱ | 社会と教育の関わり | ||
分科会Ⅲ | 授業をどう工夫するか | ||
全体討論 |
ポスターセッション:影森さん
2004年国際物理オリンピック(7/16~7/22:韓国項光市)における実験問題の実物紹介
講演会:三浦宏文氏(工学院大学学長)
昆虫型ロボットについていろいろと興味深いお話をしていただきました。この講演会がきっかけで,11月20日のロボット見学会が実現しました。
ポスターセッション:笠さん
幼稚園の先生を対象にした科学教室
「浮くことと沈むこと」そこで使われた様々な容器
工作教室「注射器を用いた真空ポンプ」
きわめて簡単な構造の優れものです。手前は講演をしていただいたハンガリーのトス・エステル女史
分科会討論Ⅲ 「授業をどう工夫するか」